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進学先が私立の大学に決まったため、奨学金利用を考えていたところ、学校の掲示板でこの奨学会のことを知りました。
地元を離れての大学生活は、不安や戸惑いよりも、様々な個性を持つ学友との交流が楽しいです。学校の規模が大きいですし、学科別に分かれるのが2年次からなので、いわゆる文系の人たちとも身近に交流できる環境にあります。今までそれほど深く知ることのなかった経済や文学の話はとても興味深いです。
とある講義で、研究者は主に3つのタイプに分かれるという話を聞きました。まずは特定の分野をとことん突き詰めていくタイプ。もう1つは天才肌で、ひらめきを生かすタイプ。そして3つ目は幅広い視野と高い知識を持ち、研究の成果へつなげるタイプ。
僕は、3つ目のタイプを目指したいと思っています。そのためにも、頂いた奨学金を活用し、いろんな人と交流する機会をつくり、いずれはロボットシステム系の分野で活躍できる技術者になれるよう、頑張っていきたいと思っています。
また、奨学会では定期的にリポートを提出することになっています。僕は、考えていることをまとめたり、伝えたりということに苦手意識があるので、それを克服する機会にできればと思っています。
大学は、奨学金とアルバイトを利用して自分の力で通学したいと思っていたので奨学会に応募しました。選考時には、どんな目標を掲げ、大学で何を学びたいか、奨学金を何に活かしたいかを具体的にアピールできたことが、良かったのかなと思います。
私の場合は、高校の夏休みに台湾へ行き、現地の高校生と交流したことをきっかけに、語学に興味を持ちました。台湾の友人たちとは、今でもSNSなどを利用して交流しており、来年には再び台湾を訪れる予定です。
さらに、3年次には1ヶ月のドイツ留学も考えています。そして卒業後は、アナウンサーになることが目標です。そのためにはアナウンス分野の専門的な勉強も必要なので、奨学金を最大限に活かしながら、大学での勉強と併せてがんばっていきたいと思います。
勉強以外の部分では、チアダンスサークルの活動を楽しんでいます。高校では和太鼓をやっていたので、全く新しいチャレンジになりますが、もともと表現することが好きなので、とても楽しいです。大学に入学し、やりたいことや目標がどんどん広がっています。何事も積極的にチャレンジしていこうと思っています。